ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社

労働安全衛生

労働安全衛生についての考え方

第一化成においては、毎年定める経営目標においても労災ゼロを目標として掲げています。製造から保管・出荷の過程において、各種機械の操作や有機溶剤の使用に伴う物理的・化学的な危険性を内包する人的作業があるため、全ての従業員の安全・衛生管理に細心の注意を払い、リスクアセスメントを通じて災害と健康障害が生じない快適な職場環境の実現に努めます。
 またUltrafabrics社でも、倉庫管理業務では同様な危険性があり、安全管理を徹底するよう努めております。

労働安全衛生に関する具体的な取り組み

職場環境を安全に保つために、第一化成の工場では半年ごとにVOC(揮発性有機化合物)の値をモニタリングして、規制値以下に保たれているかを確認しています。同時に、従業員に対して定期的な健康診断も行っています。
 また、労働災害ゼロを目指して、各種機器の取り扱い資格の管理や継続的な研修を実施しています。2023年の1,000,000時間当たりの労働災害は13.1件と増加に転じてしまいました。引き続き労働災害の減少に努めてまいります。

行田・群馬工場における労働災害の発生状況*

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
25.0 11.1 13.4 6.5 13.1

*1,000,000時間当たりの労働災害発生件数

健康経営に関する取り組み

依然として新型コロナウィルスに対する脅威がなくなったわけではない現状を踏まえ、当社グループは従業員、関係取引先、周辺住民皆様の安全を最優先と考え、今現在も特に人が大勢集まる場面や多数が協業する工場の現場などにおける、マスクの着用、手洗い、消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保など、基本的な感染対策に取り組んでおります。

働き方改革の取り組み

新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、当社グループでは工場や倉庫勤務を除いて在宅勤務制度を導入しました。管理職研修や英語研修などについても可能な限りオンラインでの履修を進めています。