ABOUT

“REDOW”には
「再び工夫することで未来が開く」という
想いが込められています。

当社グループは湿式合成皮革を
日本で開発・製造し、
主にアメリカや欧州のハイエンド市場に
販売しています。

アニマルフリーの流れのもと、
本革の代替として使われている合成皮革は
ヴィーガンレザーと呼ばれおり、
バイオ原料やリサイクル成分の使用、
エネルギーや水の効率的使用など、
あらゆるサステナビリティの課題に
取り組んでいます。

そのなかで廃棄素材の削減に向けても
積極的に活動しており、
アップサイクル推進プラットフォームブランド
「REDOW」(リドウ)が誕生しました。

私たちが手掛けている、
ヴィーガンレザー

当社グループのヴィーガンレザーは、スポンジ層を含む4層の多重構造と、基布や樹脂等の組合せにより、弾力性がある柔らかな触感が特徴となります。アニマルフリーで軽量、耐久性が高く長期間の使用が可能など、環境負荷軽減という点からも高く評価されており、電気自動車を含む高級車や高級家具、クルーザー、航空機のファーストクラスで使われている素材です。

ロス素材の再活用で
廃棄物の削減を目指す

当社グループは廃棄物の削減を目指し、ロス素材を再活用していくことを考えています。ハイエンドな製品であるが故にお客様から求められる基準も厳しく、目で見ても分からないような少しのキズでも販売が不可能になることや、お客様が求めるサイズに切り取った後に切れ端が余ります。そのロス素材をもう一度見直して、何か別の製品に活用していくことを推進します。

未来へ繋ぐ一歩

当社グループの描く未来として、
アップサイクルやリサイクルの
コラボレーションパートナーを増やしながら、
素材を最後まで活かすことを
大切にしていきたいと思います。
また、REDOWの取り組みを通して、
日本の職人技が詰まった素材の魅力を
多くの方々に伝えていき、
日本の製造業をより一層
活性化していきたいと思います。

CREATIVE DIRECTOR

梶原加奈子 梶原加奈子

クリエイティブ・ディレクター
梶原加奈子

北海道札幌市生まれ。多摩美術大学デザイン学部染織科卒業。(株)イッセイミヤケテキスタイル企画を経て渡英。Royal College of Art Fashion & TextileCourse 修士課程修了。2008年KAJIHARA DESIGN STUDIO INC.を設立。日本産地の素材を集結させたテキスタイルブランドKANA COLLECTIONを立ち上げ、海外ハイメゾン向けに素材を提案。クリエイティブディレクターとしてもブランディングや地域活性化と連携。2020年第42回繊研賞受賞。ファクトリーブランドのデジタル販売支援プロジェクトCRAHUGのディレクター就任。WWDサステナビリティ・ディレクター養成講師、経済産業省これからのファッションを考える研究会委員。故郷札幌の森にショップ、ダイニング、ゲストハウスの複合施設「COQ」を立ち上げ、自然と共に過ごすサーキュラーライフバランスを発信している。

株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIOは、テキスタイルデザインを軸にしながらこれからの課題である地域活性化に貢献し、日本の伝統技術や文化を未来に繋げていくため、工場と社会とユーザーの架け橋となるブランディング&コミュニケーションデザインに取り組んでいます。また、環境配慮型の繊維開発研究や循環システムと連動したデザインの構築や異分野交流を推進しています。